これもアメリカ、あれもアメリカ。
アメリカに対する理解(誤解?)がすこし深まる話集。

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▼ 変な法律 ▼

アメリカは「連邦政府」なので、州は自分で法律を作れます。

もちろん憲法に違反した法律を作れば、「最高裁判所」か「連邦議会」が潰します。 でも裁判所や議会はいそがしいので、重要な法律は改めさせるけれど、有害ではない法律はそのまま放っておかれます。

これらの法律の中にとても面白い物があったので、そのリストがあるサイトをリンクしておきます。両方とも英語サイトです。

The Wacky Laws

Ridiculous Laws

中でも変な法律の例です。

▽カンザスでは、モーターボートからウサギを鉄砲で撃つことを禁止しています。
▽ネブラスカでは、教会にいるときに子供がゲップしてしまうと、親を逮捕する事が出来る。
▽カリフォルニアでは、象が手綱なしで商店街を通ることを禁止いています。
▽シカゴでは、火事現場で食べ物を食べることを禁止しています。
▽アトランタでは、キリンを電柱や街灯につないでおくことを禁止しています。
▽ロサンゼルスでは、街灯の下で蛾を狩ることを禁止しています。
▽オハイオでは、警察官が犬を静かにさせる為に、犬に噛み付く事を許しています。

これらの法律は、いまは実際に施行されていないけれど、それぞれ過去に、れっきとした議会を通って法律になったものばかりです。沢山ありすぎてとても全部書く気になりませんでしたが、残りは自分で訳してみて下さい。

▼ ダウンタウン ▼

アメリカの大きな都市のダウンタウン(=都市心臓部)の一部は、 よくスラム街になっています。

スラム街とはつまり経済に見放された土地。
今にも崩れてきそうな、ものすごく古いビルが、取り崩す計画もなく ただ大量に立ち並んでいます。  窓ガラスはほとんど割れ、ゴミは捨て放題、 マンホールからは水蒸気が立ち上り、浮浪者(99.9%が黒人) が幽霊のようにそこらじゅうをさまよっている、 と言えば大体想像がつくでしょう。
乞食さんと、低低低所得層の人しか住まず、犯罪率は異常に高く、 殺人事件は日常茶飯事です。

他の先進国にはありえないこのような場所が出来た背景には、 土地の広大さが理由として挙げられます。
延々と続く果てしない平原が都市の周りに広がっているのに、 わざわざお金をかけて古い建物を建て替える事は不合理だと言うわけです。
いわば“使い捨ての土地”とでも言えましょうか。 都市はどんどん広がって行き、中心の廃墟はどんどん面積を増すわけです。

(この動きを作った歴史的背景に、人権運動の最中、少数民族の暴動を恐れて 余裕のある高所得層が郊外に逃げたことから始まっています。)


このような状態を見直そう、という動きも政府や民間ボランティアグループ の中にあり、新しい野球場やコンサートホールを町の中心に造るなど 色々試みられていますが、ある程度以上広がりきって、 交通が不便になるぐらいにならない限り、この動きは止まりそうにありません。

▼ 雪対策 ▼

アメリカでの雪対策は一文字で説明がつきます。
「塩」です。

雪が積もると塩をまきます。道が凍っても塩、寒い日に雨が降っても塩。
水に物が溶けると水の氷点が下がり、0度以下でも凍らなくなるからです。(理科で習いましたね)

トラックや作業車などが、雪が降るたびに全ての道にまんべんなく、大量に塩をまいて行きます。
つまり冬の間はそこらじゅう塩だらけ。

これらは車にどんどん付着して行き、車も塩だらけ。
そのうち車はサビだらけ。(塩は車の塗装に最悪)

日本の寒地も似たような物でしょうか?

▼ 宗教 ▼

意外かもしれませんが、アメリカは非常に宗教色が強い国です。

アメリカ人の38%は最低週一回は教会に通っている、 というアンケート結果もあります。(情報源) しかもこのアンケートにはユダヤ教やイスラム教など、キリスト教以外の主な宗教の信者は含まれていません。 (ユダヤ教は教会に行かず、お寺に行きますから)


宗教はあらゆる所に影響を及ぼしています。
教育面で一番摩擦が起きていたのは起源説。 南方のある州は、ついこの間も“世界は神によって造られた” と授業で教えるように法律が変えられました。
もちろん1年半後には、最高裁判所によって憲法違反だと判決を下され、 法律は元に戻りましたが.....。
これらの一見、日本から見れば馬鹿馬鹿しい問題も、アメリカでは現実に切迫した問題なのです。

個人的な例ですが、僕の友達は技術系なのに神が世界を作ったと信じていて、ダーウィンの進化論を絶対に信じようとしませんでした。それをめぐって生物の先生と大論争.....。 (こんな人が実際に存在するとは思ってもみませんでした...。)


政治面でも神の存在は大きいです。
法律上意味はありませんが、もとより合衆国憲法に、“アメリカは神の祝福によって造られた国である”と書いてあります。
この頃、ほとんどあらゆるイベントの初めに国歌斉唱の後に行なわれるアメリカへの忠誠の誓い、Pledge of Allegiance、に"under the God"(神のみなもとで)という言葉が使ってあるのは憲法違反かどうか、今議論が持ち上がっています。

これほど宗教がばらばらな国に、今になってやっとこんな日常的な物の宗教性が問われるのは不思議な気がします。


と言っても議論の持ち上がらない日本の方が異常ですけれどね。
政治と宗教はくっ付いてはいけないのに、公然と宗教用の政党がありますからね......しかもカルトの ^ ^ ;

▼ 国家機密 ▼

アメリカでは非常に“国家機密”に対して寛容です。
政府がやる記者会見の中でも、質問に対して"Intelligence matter" (諜報機関の事)だと答えると、メディアはそれ以上追求しません。
僕だと、何か隠し事が有るのかどうか疑いたくなりますが、アメリカ人は政府に対する信頼が厚いのでしょうか?

追加:
アンケートによると、アメリカ政府(システム)への信頼は非常に高いそうです。  ただ、Teapot Dome とか Nixon とか の汚職事件が起き、 官僚(人)への不信感は非常に高まってきているようです。

日本だとシステムも人も信頼感が低いですからね....。
小泉の人気も低迷中だし....
早く両方とも信頼できるようになって欲しいものです。

▼ 人と自然 ▼

アメリカの町には緑が非常に多いです。
僕が住んでいる所は大きな都市の郊外なんですが、大きな木がそこらじゅうに生えていて、芝生が全ての庭に植えられています。
裏庭には、いつもリスや鳥、鹿などが来ます。
近くの池では鴨が親子で歩いていて、時々交通の邪魔をします。
まるでものすごい田舎のように思えるかもしれませんが、歩く距離に大きな商店街があり、車で五分の範囲には、3個のギガモールがあります。
このように自然と便利さが共存できるのは、全て、アメリカの広さのお陰でしょう。

▼ 世界大会 ▼

かなりのアメリカ人は全くワールドカップに興味がありませんでした。
アメリカのテレビニュースはほとんどワールドカップの事なんか報じません。  サッカーの中継も、カナダの放送局がやっているのが入って来るだけで、 アメリカの放送局だけを見ているとワールドカップの存在すら分からないでしょうね。

アメリカがポルトガルに勝った時も、それを知っているのはサッカーマニア の人達だけで、その次の日の会話も、”昨日レッドウィングス(アイスホッケーのチーム)見た?” ばかりで、アメリカの勝利の事を話しても、”え?ワールドカップて何?””へー、サッカーの世界大会?、 それ今やっているの?”、高校生ですらこんな調子です。
(その後サッカーがスポーツと認められつつある。)

なんとこれと似たような事がオリンピックの時も起こりました。 アメリカで開催されているにも関わらず、 大怪我人が出た時、またはスキャンダルが出た時以外はほとんど無視していました。

京都議定書や、イラクへの独自攻撃など、アメリカは世界から孤立しています。 これはアメリカが、ソ連が瓦解してから、世界に対する興味や配慮を怠っているような気がします。

日本では、アメリカの真似をすれば国際化できると思っている人が多いと思うけれど、アメリカの真似ばかりしていると、日本はアメリカと一緒に世界から孤立するような気がします。

▼ ゴルフ ▼

アメリカでは子供でもゴルフを気軽にすることができます。 タイガーウッズが出てきてからブーム中。
庶民的なスポーツになりつつあります。

家の近くにも公共のゴルフ場が何個もあり、(一つの高校学区に1個の割合で) なんと1ラウンドが10ドルで出来る。(10ドル=1100円)!
どの高校にもゴルフチームがあり、毎日ゴルフ場をラウンドしている。 しかも公共なので、チームに入っていればすべてただ!!
(ゴルフ場数アメリカで1位のミシガン州の話)

アメリカ勢はゴルフで強いわけです。

▼ ボランティア ▼

アメリカでは非常にボランティアが盛んです。
高校によっては、100時間以上ボランティアをやらないと卒業できない所もあるぐらいです。
大学試験の時も、ボランティアをやらないと非常に不利です。

そこでなんですが、
僕は今日もボランティアに行って来きました。
デトロイトダウンタウンに集まってぼろぼろの家を取り崩すのを手伝う、というやつです。
廃墟になってしまったデトロイトの復興への取り組みの一つです。

あー怖かった。そこに1000人近く来ていたからいいものの...
安全について少しでも考えてあるって事は無いでしょうから、 アメリカらしく自分の身は自分で守りましょう、って感じでしょうか...
周りの家は皆、窓ガラスが割れていて、正面の扉まで半分取れかけてました。 そこに住んでいる人って...

▼ ゲイ ▼

今日、保健の授業で“ゲイ”のことを教わりました。  アメリカの人口の少なくとも4%は“ゲイ”だそうです。
  と言う事は、うちの学校の全生徒が約1000人なのでその4%、 約40人がゲイということになります……。 
アメリカってこういう意味でも、少し危険ですね。


その想像は置いといて、ともかくアメリカでのゲイは強いです。
ゲイの人権について非常に繁栄に議論されるし、ゲイはストレスがたまるので、隠れていないで出てくる事が奨励されています。 その上ゲイサポートグループは、強い政治的勢力を持っています。
この勢いだと、これからどんどんゲイが増えてくるのでしょうか。
ちょっと想像できない未来社会像ですね... ^ ^;

迷子用




























































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